忍者ブログ
つれづれなるままに、日々を綴っていきたいと思います。 趣味(サッカー・配信など)のことや思ったことをつらつらと 書いてますので、よかったらコメントお願いします。
<< 2017/09 >> 1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
ヒロ♪
性別:
男性
趣味:
サッカー観戦、動画配信(USTREAM,ツイキャス)
自己紹介:
ヒロ♪です!

広島出身、東京住みです。
サッカー好きで無駄に熱く語ったり、Ustream番組『くされ縁テレビ』を
やっていたりします。

P R
[64] [63] [62] [61] [60] [59] [58]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

観終わった時、鳥肌と精神からくる疲労感に襲われていました。

そして、恐怖。

人を殺すということを、こんなにも楽しそうに誇らしげに話せるものなのか?
夢ではないのか?そんな事さえ考えていました。


『アクト・オブ・キリング』



よく聴くラジオ番組での映画紹介コーナーで紹介されていて、興味をもって
観に行きました。



この映画は、
1965年にインドネシアで起こったクーデターのあと、治安秩序回復を目的に
行われた、クーデター首謀者とされたウントゥン氏や事件に関与したとされた
共産党員の大虐殺を題材にしています。
そして、出演しているのは実際にこの大虐殺に関わった人達。
今でも、インドネシア国内では『英雄』として扱われている。
そんな人達が当時のことを、自分達で演じ「俺たちはこんなすごいことを
したんだぜ!」と誇らしげに語っています。


正直、この事件をこの映画を見るまで知りませんでした。
前情報としてもほとんど知らずに行ったので背景的なことは一切知らないと
言ってもいいくらいでした。






(以下、ネタバレもあります)




映画序盤から中盤にかけて。
出演者の人達は、楽しそうにそして自慢をするように昔を懐かしむように
人を殺した方法を語ります。


「こうすると血が飛び散りすぎて大変なんだ」
「こうすると簡単に殺すことができるんだ」
「こうすると・・・・」
実際に虐殺が行われた場所で、当時の仲間をその時の被害者に見立てて
座らせ、「こうしたんだ」と、語って(演じて)いきます。

どうしてこんなに楽しそうに話せるのか?正直、意味がわかりませんでした。
また、異様とも思える光景に気持ち悪くなるのも感じていました。

『この人達は、何を言っているんだ?』
その感情は、怒りのような恐怖のようなよくわからない感情でした。



映画中盤。
この出演者の人達に加え、虐殺された人の役で女性や子供たちも登場します。
そして、村を襲った時の様子を演じていきます。
しかし、そのあまりにも激しい様子に子どもたちは泣きだし、女性たちも
恐怖を感じて言葉を失います。

この辺りから出演者の中にも、自分達がやってきたことや今演じていることに
疑問をもつ人がでてきます。

この時、冷静に観てはいるものの自分の中で消化しきれないものがでてきて
いることに気づき複雑すぎる感情を抱えて精神的に苦しくなってきている
ことに気づきました。



映画終盤。
主役とも言える人の話。
できた映像(虐殺を演じた映画)をみつつ自分の孫を呼んで自慢げに話をします。
この孫たちにどのように映ったのかは、わかりませんがこの人のように『自慢』と
いうように伝わっていたら。。。と。思うと背筋が凍ります。

孫がいなくなった後。
流れていた映像は、自分が被害者役で首に針金をまかれ殺される演技をしている
ところ。
その撮影の時、恐怖を感じその時、殺された人の恐怖を想像し体調が悪くなって
しまったことをこの人は思いだします。


そして、再度虐殺現場にてその時の様子を語ります。
「針金をここに巻いてこうして殺したんだ。。。」
序盤と同じ。

だけど、ここでこの人に動揺と体調の変化が。

嗚咽しながら、語る内容はこの映画で初めての後悔や自責の念のようなもの。
罪の意識?のような風に見えました。


『誇らしげに自慢げに語る人』
『嗚咽交じりに、自責の念に苛まれつつ語る人』

まぎれもなく同一人物。

どっちが本当?どっちが本当の感情?
わかりません。

映画の時間にすると1時間ちょっとで変わっていく出演者の感情。
自分がしたことを追体験することで芽生えてくる新しい感情。

あまりにも真逆の感情が鮮明にでてくる終盤。

もう冷静に考えることもできず、ただただ目の前にある映像を観ている
そんな感じでした。


この映画を観終わってみて、正直どうやって考えていいのかわかりませんでした。、
そのくらい、衝撃的でした。

少し経った今でも、どう理解していいのか正直わかりません。
しかし、かなり複雑な感情を覚えつつもやはりこの人達に対する嫌悪感が
一番強いように思います。




この映画、特に日本人には沢山みてほしいと思います。

正直、日本は色々とありますが平和です。
70年弱前の戦争の事も伝えるということが疎かになり平和な部分だけが
目立つようになってきています。
歴史は、伝えていきそこから学ぶことで意味を成すと思います。


歴史の中には、知るに堪えない歴史も多々あると思います。
この映画は、そう言った部類に入ると思いますがだからこそ知る、感じる価値は
大きいように思いました。

ただ、冒頭にも書きましたがの非常に重く精神的にも色々な思いが重くのしかかる
映画でもあります。
沢山の方に見てほしい反面、観る時には余裕を持って観てほしいなとも思います。


PR
コメント
コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
© [ BLUE MIRAGE - bm-black ] 忍者ブログ [PR]